心の強さ
私の十数年来の教え子に、とても心の強い人間がいます。強靭な体力と精神力の持ち主です。別にマッスル君だとか空手がめちゃくちゃ強いということでありません。彼は2年前にバイクを運転中に交通事故に遭い、ひと月ほど意識不明だったでしょうか、奇跡的に生還し、今も社会復帰に向けて懸命なリハビリを続けています。結婚後、わずか半年での出来事でした。それまで元気な頃は、ときにはその強い鼻っ柱をへし折るがごとく体当たりの指導を行い、真の強さとは何かを教え込もうとしてたりしましたが、彼は私なんかよりずっと強い心を持ってました。昨日、また半年ぶりに道場に顔を出してくれました。彼のがんばりを見てると、自分の心の弱い部分を思い知って逆に励まされることもあります。子どもたちにも、まだ言葉だけで言っても理解は難しいかもしれませんが、空手ができること、学校に行って勉強ができること、習い事ができること、ご飯が食べれること、どれも当たり前だと思っちゃいけない、恵まれていることを感謝し、お父さんお母さんに感謝してください、といつも話してます。最近、毎日のようにいじめのニュースや記事を目にしますが、正しい心を持たない子や親がはびこっているのが許せないですね。自分が何が出来るとも思いませんが、小さな町道場で一人でも多くの正しく強い心を持った青少年を育てていけたらと思ってます。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)

最近のコメント